どうも、はじめまして!あっくんと申します!(´▽`*)
私あっくんは、ADHD且つHSPの傾向がある人間です。
ここでは私がなぜ、ADHD、HSP、人間理解に関する情報発信をしようと思ったのか?の話をしようと思います!
新卒2年目でうつになる
希望を持ちながら大卒で入社した私は社会人2年目にして、
- 「ミスばかりして怒られては落ち込む」を毎日繰り返す(リアルで毎日です)
- 仕事はつまらなく、やりがいを感じない
- この仕事は自分に合っていないと575回感じる
というような状態でした。
いやいや、そう感じていたとしても社会人なんだから、嫌とか言わずに頑張らないと!
始めは怒られてあたりまえ!ここで逃げちゃダメだ!
と思って頑張った結果。。。
その根性が実ってどんどん良くなる!!
ってなるわけでもなく、どんどん状態は悪化。
周りの先輩や上司からは、
- 「迷惑なんだよ!」というような雰囲気を出されたり、
- 「なんでできないの?」と呆れられたり、
- 冗談交じりで「○ね」と言われたり、等
自尊心を保つのはまさに「無理ゲー」状態でした。
もう早くこの環境から逃れたい。
職場には自分の味方がいない。
一言一言のコミュニケーションが億劫(おっくう)。
そんなときに、他部署の上司の方から「大丈夫?」と一言かけられただけで、涙腺が崩壊し、その場から逃げ出しトイレで泣きじゃくっていました。
そこで、
あ、自分、結構限界だったんだなぁ
と気付いたんですね。
ちなみにこの「気付き」、めっちゃ大事です!!
痛覚がある!ということですから。
この痛覚がマヒしてしまうと、本当に死んだ魚の目になった状態で生きていくことになってしまうので、皆さんも痛覚を感じている時は我慢して無視しないようにして下さいね!
実際に1,2か月は
自分がゾンビになった!(/・ω・)/みたいな状態を体験しました。
- ケアレスミスがどうしても多い
- 忘れ物、忘れ事も多い
- 人生生きづらいと感じる
- やる気起きない
こんな状態で、仕事をしていてもよくないなぁということで、ネットや本で色々と調べてみたり、心療内科、クリニックに行ってみたりした結果。
ADHD 、HSPの傾向があることがわかりました!!
ただ、このことを会社の人に打ち明けてみましたが「考えすぎ」とあまり相手にされず、
状況は変わらないままで、遂に限界を迎え、私はうつ手前の症状となりました。
うつ手前の症状と表現したのは、
うつの症状が1,2カ月程度で済んだから。
というのと、
正式に病院へいって診断してもらったわけではないから です。
症状としては
- 無気力 何もする気が起きない
- 食欲、睡眠欲がなくなる
- 生きている心地がしない 等
正直、この状態は2度と味わいたくないですね。
ADHDについて
ADHD とは
注意欠如多動性障害(Attention Deficit/Hyperactivity Disorder)という発達障害です。
日本では20人に1人いるといわれています。
実際にヨーロッパの8か国にわたる
精神科外来を受診したすべての患者を対象として
ADHD の人の割合を調査すると
15%~17%の割合。
この研究結果からわかる通り、意外と身近な障害で
学校の1つのクラスに1人や2人はいる計算になります。
この注意欠如多動性障害には3タイプあります。
不注意優勢型
・忘れ物が多く、物をなくしやすい
・興味がないことには気が散りやすく、集中力が続かない
・興味があるものには集中しすぎてしまい、切り替えが難しい
・ボーっとしていて話を聴いていないように見える
・片付けられない、整理整頓が苦手
多動性・衝動性優勢型
・落ち着きがなく、突然立ち歩くことがある
・身体を動かすことがやめられない
・衝動性が抑えられず、ささいなことで手を出してしまったり、大声を出したりする
・乱暴、反抗的という目で見られやすい
混合型
・不注意、多動性・衝動性の両方の特徴を持つ
・ADHD の8割がこのタイプと言われている
その中で私は不注意優勢型で、やっている仕事に興味を持つことができず、集中することが本当にムリでした。
だから、
仕事に全然集中できていない
⇩
成果でない(ミスが多い)
⇩
怒られる
⇩
自信を失う
⇩
思考停止
⇩
仕事内容が頭に入ってこない。。。
こんな感じの負のループでした。
HSPについて
HSPとは、Highly Sensitive Person の頭文字をとった言葉で、「視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚といった五感の感覚が敏感で非常に繊細」という気質を持った人のことです。
これは障害(病気)ではなくて、気質なので性格みたいなものです。
このHSPの気質を持った人は
全世界人口の15~20%もいるといわれていて
5人に1人の割合です。
このHSPには4つの「DOES」(ダズ)」という特徴があります。
●深く処理する(Depth of processing)
・忙しい時間を過ごすと部屋で1人でゆっくりしたいと感じる
・1つの物事に対して想像力があり、無意識にたくさん考えてしまう
・世間話より、深くて意義のある会話が好き
●過剰に刺激を受けやすい(Overstimulation)
・痛みに敏感
・騒音に悩まされやすい
・大勢の場や人ごみが苦手
●人の気持ちに振り回されやすく共感力が高い
(Empathy and emotional respensiveness)
・他人の気分に左右される
・誰かといるより1人の方がラクだと感じることが多い
・人に何かを頼んだり、頼み事を断るのが苦手
●些細な刺激を察知する(Sensitivity to subtleties)
・環境の微妙な変化によく気付く
・周りの音、匂い、光 等 細かいことが気になる
(寝るときに時計の音が気になる、電車の中の周りの人からの臭いが気になる 等)
HSPは、簡単にいうと
無意識に気を遣いすぎて疲れやすい人。
私の場合、HSP気質により職場では、
ミスして怒られる
⇩
ミスした自分が悪いと自分を責める
⇩
次はミスしないようにわからないことを訊きたい
⇩
でも自分のために相手の時間を奪うのは気が引けるし
また怒られるのが怖い
⇩
でもわからないから時間だけが過ぎていって結局怒られる
⇩
自信を失っていく&思考停止
こんな感じでした。
人間理解について
さて、社会人でのうつ経験、ADHDやHSPによる負のループ。
少し暗い話になりましたが、ここからは気分を上げていきます!
私はADHDやHSPの理解を深めると同時に「人に対しての理解(人間理解)」を深めることで、だいぶ生きづらさから解放されました!
「人間理解」だと言葉が固いですが、それ以外適切な言葉が思いつかなかった(笑)
人間理解は「自分」と「他者」の2タイプに関して。
人間理解を深めた結果、
自分を知り価値観が明確化され、後悔する選択を減らすことができた。
他者を知り人との付き合い方、距離感がわかるようになってきた。
新しく買ったばかりのゲームは操作の仕方がわからないけど、慣れてきてうまく操作できるようになった感覚に似てます(笑)
たとえばどんな人間理解があるか?
私が知った中でいくつか簡単にご紹介します。
人間は9タイプ
人間は9タイプに分けることができる。というもの。
「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶応大学に現役合格した話(通称:ビリギャル)」の著者である坪田信貴氏の考え方。
①完璧主義者タイプ
➡何事にも「こうあるべき」という考えをもつ
②献身家タイプ
➡「人のためになるなら」と行動することが好き
③達成者タイプ
➡競争心を持ち、上昇志向の持ち主
④芸術家タイプ
➡自分の感受性を大切にし、人と違うことが好き
⑤研究者タイプ
➡一人でコツコツが好きな職人気質
⑥堅実家タイプ
➡慎重で計画的に物事を進めたい
⑦楽天家タイプ
➡明るく楽しいことが好き
⑧統率者タイプ
➡強い意志と決断力をもったリーダー気質
⑨調停者タイプ
➡平和と調和が好きなマイペース人
たとえば、同じ目的(勉強する)を進めるのでも、タイプ別で最適なやり方が存在するんですね。
ちなみに私は①楽天家タイプ②献身家タイプ③芸術家タイプの
3つの得点が高かったです!
ソーシャルスタイル理論
自己主張が強いか弱いか、感情表現が豊かか乏しいかで、人間を4つのタイプに分けたもの。
米国の産業心理学者であるデイビット・メリル氏とロジャー・レイド氏によって1960年代に提唱された理論。
・ドライビングタイプ➡「勝つ」ことが大切
・エクスプレッシブタイプ➡「楽しい」ことが大切
・アナリティカルタイプ➡「理屈」が大切
・エミアブルタイプ➡「人の気持ち」が大切
上記の図でそれぞれの相性をみると、
同じタイプは相性◎
縦横同士は相性○
斜め方向同士は相性△ という感じです。
詳細はこちらの記事から⇩
ちなみに私は「エミアブルタイプ」でした!
人間のレベル論
人間の幸福の感じやすさを9つのフィールドに分けたもの。
「幸福のための人間のレベル論」著者、悲恋改善アドバイザー藤本シゲユキ氏の考え方。
9つのフィールドのそれぞれの物事の捉えかたは、
・けだものフィールド
➡「自分にとって相手は利用価値があるか?」
・きつねフィールド
➡「誰か自分のこと助けてくれないかな?」
・うさぎフィールド
➡「なにか不幸なことが起きそう。。。」
・チワワフィールド
➡「嫌われたんじゃないかな?」
・ハリネズミフィールド
➡「なんでそんなこともできないの?」
・ねこフィールド
➡「もっと楽しいことしたい!」
・ライオンフィールド
➡「ここから何を学べるか?」
・ペガサスフィールド
➡「どうすればもっと与えられるか?」
・お釈迦様フィールド
➡「一は全、全は一」
フィールドから離れている人ほど話が合わなくなる傾向あり。
たとえば、何か問題が起きたときに、
きつねフィールドの人は「誰か私を助けて」と他力本願のみ。
ライオンフィールドの人は「ここから学んで、次に活かそう!」と前向きに改善策を考え実行する。
この2人が一緒にいると、おそらくこんな感じの会話になります。
きつね🦊「ねえ、私借金100万あるの。助けて!」
ライオン🦁「自分でやれることは何をやったの?」
きつね🦊「え?助けてくれないの?なんでそんなに責めるようなこと言うの?」
ライオン🦁「いや、責めてはいないよ。」
きつね🦊「責めてるよ。私の周りは敵しかいない。」
価値観が合わなくて、話が嚙み合わないのは相手とのフィールドが違う可能性があるということです。
ちなみに私は「ライオンフィールド」が一番当てはまる項目が多かったです!
人間の3タイプ
GIVE&TAKE「与える人」こそ成功する時代の著者 アダム・グラント氏の考え方
・ギバー➡見返りを考えず「人に与える」
・テイカー➡見返りが目的で「人から奪う」
・マッチャー➡「与える」と「奪う」の帳尻を合わせる
この3タイプは状況によって変化する。
たとえば、友達とゲームで競っている場合は自分が勝つこと(テイカー思考)を目的とするし、犯罪者でも自分の家族には優しく接する(ギバー思考)こともある。
ただ、考えの根本には3つのタイプのどれかが存在していると言われている。
・ゲームは真剣にやり「勝ち」は目指すが、一番はその場にいる皆が楽しめればいい(ギバー)
・家族は大切にするが、それは自分が幸福を感じるため(テイカー) 等
根本は「ギバー」だと思いたい!
ストレングスファインダー
ギャロップ社が開発した人間の「強み」「弱み」を診断するツール
人が持つ34の資質を順位付けで把握できるもの。
たとえば私あっくんを診断してみると、強み5つ、弱み5つはこんな感じでした。
1.最上思考➡自分の強みを極めることが得意
2.内省➡自分の頭の中で考えるのが好き
3.学習欲➡学習意欲が旺盛
4.共感性➡人の感情を察する力が強い
5.戦略性➡物事を戦略的に考えられる
30.競争性➡一番になるため努力できる
31.公平性➡何事も公平に扱う
32.指令性➡強い主導権、決断が得意
33.原点思考➡過去から学習するのが得意
34.回復思考➡問題解決が得意
1~5が強み傾向があり、30~34が弱み傾向があります。
たとえば私の場合、競争性~回復思考が弱みなので、
・一番になることに興味はない
・公平ではなく特別扱いもする
・優柔不断
・過去に興味はない
・問題解決は苦手 という感じになります(笑)
この図を見ると、私は実行力が弱い傾向があって、
考える力が強い傾向があるみたいです(*’▽’)
発信への想い
では、なぜ発信をしようと思ったのか?
理由は2つです。
- 当時の私のように苦しんでいる人を助けたい
- 自分の強みを活かして仕事をしたい
1に関しては、上記で述べたように本当に苦しかった。
悩みを共有できる人もいなければ、苦しみを解決する方法も知らない状態。
この苦しい思いをしている人が少しでも減らすことができたら嬉しいという気持ちからです。
2に関しては、
「私のADHDやHSP、人間理解についての経験や知識」×「時間や他者に縛られることなく自分の考えを発信できる仕事」
に魅力を感じたからです。
過去の私のように今職場で悩んでいたり、何か今の自分の人生に違和感を感じているときに大事になってくるのは情報です。
一緒に勉強しながら豊かな生活を目指してきましょう!(^▽^)